まるごと断熱リフォーム

『まるごと断熱リフォーム(LIXIL)』を取組むに当たって
省エネについて

コロナ渦にもかかわらずロシアとウクライナとの戦争が勃発し、燃料費・輸送費が高騰し、木材や樹脂や資材・半導体や部品等、世界的な影響を受けています。
その以前にCOP26にて岸田首相はスピーチで2050年カーボンニュートラル実現の為に、2030年度に温室効果ガスを2013年度比で46%削減することを目指し、さらに50%の高みに向け挑戦を続けていくことを約束しますと発言されました。
太陽光パネル設置具体的には家庭部門では66%削減目標とし39%から大幅引き上げし脱炭素実現に向けて、既存住宅の省エネ化はマストとなります。
約6,000万戸(空き家含む)ストックの省エネ化へ向けて、性能改善リフォームを展開していくことになります。
現行、省エネ基準に満たない住宅は約90%。推進していく為に、国策でも(補助金)、長期優良住宅化リフォームや次世代省エネ建材実証支援事業やこどもみらい住宅支援事業等を設け、後押ししています。


世界のエネルギー消費量の32%が建築部門
※住宅24%商業用6%で、住宅における省エネの重要性では、建築物のエネルギー消費が大きいです。
エネルギー消費の増加予測では1970年から40年間で2.4倍、2010年からの次の40年間で2050年には2倍になります。
(※出所:IPCC ARS CLIMATE CHANGE 2014)

2020年の新築住宅は81.5万戸であり、既存住宅の住宅ストックは約6,063万戸の内日本の家の現在の省エネ基準に満たない住宅は

1980年以前(無断熱等)32%
1980年基準(低断熱)36%
1992年基準(中断熱)22% 

 
※国土交通省2019年社会資本整備審議会資料より
上記より合計90%のストック住宅に断熱リフォームの必要があります。

最近、当社のお客様でも高齢者のリフォームニーズが多くなっています。


近年のリフォームについて

高齢者は住みながらリフォーム外装内装リフォームでは、一時的に仮住まいへ引っ越すことが多いです。
しかし、高齢者は住みながら今までの家でのリフォームを望んでいます。
働き盛りの世代は給与収入が思ったより横ばいで、新築計画に二の足を踏んでいます。
しかしながら、昨今の状況から在宅ワークも増え専用の部屋や空間の必要性に迫られています。

近年はコロナ渦によりフェイスtoフェイスが減り、従来の営業手法だけでは売上回復が見込めず、Woodショック等より原価上昇も伴い利益減少もしてしまいます。
さらに客層の高齢化、テレワーク等によりマイホーム在住時間も伸び、情報収集は自宅にてHPより得るというお客様も多くなりました。
また地球温暖化によりカーボンニュートラルの警鐘が鳴らされ我が国の政策は補助金として貢献し、㈱LIXILも新事業を展開していく中、いち早く新事業へ加盟し既存OB客、更には新規客へ促進する為、新商品のご案内を速やかにメーカーと連動化し拡散し『まるごと断熱リフォーム(LIXIL)』の専門店としての地位を高めていきます。


リフォームで、家をまるごと「快適・健康」空間に

日本の家のおよそ90%が現行省エネ基準に満たない、断熱性能の足りない住宅です。
まるごと断熱リフォームは、今ある住まいを、一棟まるごと断熱改修することによって高性能住宅化できます。寒い季節、家のどこにいても、足元まで暖かい「快適」「健康」「省エネ」を実感できる暮らしをご提案いたします。

リフォームで、家をまるごと「快適・健康」空間に


一棟まるごとの断熱リフォームにこだわる理由

一棟まるごとの断熱リフォームにこだわる理由熱は温度の高い所から低い所へ移動します。
住宅においても、冬場で例えると開口部、外壁、床、屋根、換気など、あらゆるところから熱が外へ逃げていきます。
室内の快適な温度を保つためには、部分的な断熱では十分ではなく、家の一棟まるごとの断熱対策が重要となるのです。

出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省 エネ建材で、快適な家、健康な家」より


まるごと断熱リフォームで最高水準の居住性能を、すべての住宅に

まるごと断熱リフォームの基本コンセプトは、健康・快適・安心・安全な暮らしのために、トップレベルの断熱性能を目指した住宅をリフォームで実現すること。狙いどおりの居住性能を実現する高品質な住宅リフォームであること。
これらのことを、すべてのまるごと断熱リフォーム登録店様が、同等の断熱性能が担保できる工法としてシステム化しています。

まるごと断熱リフォームの定義

下記の条件を満たしたリフォームを「まるごと断熱リフォーム」と定義づけます。

定義


システム概要

まるごと断熱リフォームは、断熱リフォームパネル・現場施工断熱システム+高断熱サッシ・ドア+計画換気に、技術サポートや販売ノウハウをプラスすることで、まるごと断熱リフォーム登録店様に安心して高性能住宅づくりに取り組んでいただける、充実の支援体制をご用意しています。

定義


まるごと断熱リフォームだからできる新築・高性能住宅レベルの断熱性能

健康・快適な暮らしのために、トップレベルの断熱性能を目指し、断熱リフォームパネルや天井・床・開口部断熱などのリフォームで高性能住宅を実現します。

断熱性能
断熱材の熱伝導率区分


壁断熱
トップレベルの断熱性能を誇る、硬質ウレタンフォームを使用

壁断熱断熱材には断熱材区分トップレベルである、熱伝導率0.019W/m・Kの硬質ウレタンフォームを使用します。
外張り断熱により、柱などの木材が熱橋とならず高い断熱性能を発揮。また、ウレタンフォームの発泡剤には地球環境に影響する”地球温暖化係数”が代替フロンの1/1000以下であるHFOガスを使用した、環境に優しい断熱材です。

※断熱材区分は住宅金融支援機構による「断熱材の厚さの早見表」におけるF区分となります。


天井断熱
住まいながらの断熱改修を可能にする吹込み用グラスウール

天井断熱リフォームでの天井断熱に最適な、吹込み用グラスウール。軽い断熱材なので、天井への負荷が少なく、小屋裏空間に断熱材を厚く充填できます。


床断熱
床下の断熱改修に最適な吹付け硬質ウレタンフォーム

床断熱床下側から断熱材を施工するため、落ちずに密着する吹付硬質ウレタンフォームを採用。床組の隙間を埋めることができます。

IBEC 優良断熱施工システムの認定工法です。天井断熱床断熱
施工の良否に品質が大きく影響される「現場施工型の断熱工法」について、優良な品質が確保される工法であることをIBECが評価、認定しています。


既存住宅の状態にあわせて柔軟に対応できる3種類の断熱リフォームをご用意

まるごと断熱リフォームでは、さまざまな既存住宅に対応できるように、3種類のリフォームの方法をご用意しています。

3種類の断熱リフォーム


品質保証
ウレタン素材内部の無結露を35年間保証

保証断熱リフォームパネルを製造するLIXILは、瑕疵保証(10年間)では保証されない断 熱材内部の結露による断熱材の劣化を35年間保証しています。

保証対象は、断熱リフォームパネルに使用の断熱材(硬質ウレタンフォーム)となります。


まるごと断熱リフォームで快適なライフスタイルをご提案
既存住宅のリフォームや建て替えをお考えのお客様
実家を性能改善リフォームして、マンションから実家にもどり二世帯で暮らしたい
子どもが独立するので間取り変更と一緒に性能改善リフォームをしたい
住み慣れた家を新築と同様に高性能に一新し、終の棲家に